欅坂46のナチスコスプレ騒動 他人事みたいな秋元康のコメントが痛い

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「大脱走」とか、「ナバロンの要塞」とか、「遠すぎた橋」だとか、かつて観たハリウッド製戦争映画に登場する「ナチス・ドイツ軍」の制服。
思想的な部分をとっぱらって眺めれば、確かに「カッコいい」よね。

なんだろう、あの禁欲的、抑制的、忠誠的、そして貴族的な「カッコ良さ」は。

「美しさ」すら、感じる。

人間の内部に潜む「悪」を、徹底的にろ過して抽出し組織化する能力。
人間の陋劣な意識をコントロールし、煽動する能力。

かつて存在した、「ナチス」という政治勢力の不気味さに、底知れないものを感じるのは、筆者だけではない筈だ。

西欧では、いまだに、「ナチスドイツ」によってもたらされた様々な惨禍への、「PTSD」ともいえる後遺症に悩まされている。
少しでもの、「ナチス的なもの」に対する拒否反応は、日本のアホな芸能プロデューサーの、貧困な想像をはるかに超えている。


欅坂46の衣装が「ナチスそっくり」 Twitter炎上、英紙も報道


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これは、たしかに、ナチス以外の何物でもない。

ナチスの犯した、その規模と悪質さに於いて、人類史上最大最悪の、酸鼻をきわめた犯罪の事実。
そういうものをすべてとっぱらった、「外形のカッコ良さ」だけに依拠した、「ハロウィン」のコスプレ。

これを企画した者どもの、あまりの「意識の低さ」には、言葉を失う。

■秋元康氏コメント全文
「ニュースで知りました。ありえない衣装でした。
事前報告がなかったので、チェックもできませんでした。
スタッフもナチスを想起させるものを作った訳ではないと思いますが、プロデューサーとして、監督不行き届きだったと思っております。
大変申し訳なく思っています。
再発防止に向けて、すべて事前にチェックし、スタッフ教育も徹底して行いたいと思います」。

欅坂46の衣装騒動 所属レコード会社が謝罪



この「安倍のお友達」のコメント。
「ボクは何も知りませんでした。すべてスタッフが悪い」的なスタンスには、違和感が全開である。
プロデューサーがニュースで初めて知っただと?

じゃあ、逆にいえば、お前は自分の名前で何をプロデュースしていたんだと言いたくなる。
責任回避も、ほどほどにしろよと言いたくなってくる、晩秋の夜である。

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